なんでまた東京での活動が主体の”DAME雀”が「名古屋に行きましょう」という話になったか。まずはその辺から説明しなければなるまい。
今年の春に帰郷した”たつきち”づてで名古屋の「すずめくらぶ」さんとお知り合いになれたことがそもそものきっかけであった。主宰の「うたちゃん」は同い年だし
「まつ先輩」はたつきちが東京にいる頃からこのページに遊びにきていてだいていて何度かメールのやりとりもあったので、もともと遠慮のない私は直接会ったこともないのにすっかりお友達気分であった。
掲示板・メール・ICQ・JP-CHAT・MS-CHAT・・・考えてみれば近所の友人より話す機会が多かったかもしれない。
というわけで、「すずめくらぶ」のみなさんに一度お会いしたい!と常々思っていたわけだ。しかし、さすがにそれだけでは動けない。インターネットの世界でそんなこと言ってたら大変なことになりますわな、マジで。
では、他にはなにが我々をつき動かしたか。
無尽の会さんとの交流試合以来まともに交流試合をしたことがなかったので久しぶりにサークル対抗戦をやってみたい、というのも大きな理由であった。たつきちは「すずめくらぶ」であるが「DAME雀」でもあるわけで、最低こちらで3人集めて行けばたつきちを呼び戻して「DAME雀VSすずめくらぶ」が4VS4で出来てしまう。うーん。すばらしい。
しかも、現在DAME雀メンバーには名古屋出身者が二人もいる。これは好都合、さっそく全員宛にメールしてみた。
At 14:50 +0900 98.6.12, tsuyoshimizushima wrote:
> 水島です。
> 今年の夏にわざわざ名古屋まで行って麻雀打って帰って来たい人募集します。
> 4人以上集まったら実行します。
そして、数日後。参加者5人ということで計画は実行に移された・・・。
章之一 〜水谷組結成
行く人間と人数は決定したところで、DAME雀メンバーで名古屋出身の水谷よりメールが届く。
> あと、名古屋麻雀ですが、地元の連中にも声を掛けたところ、
> 19日に2人、20日に1人は参加できるようです。(まだ声を掛けて
> いない連中もいるので、4人集めることも可能です。)
> DAME雀のメンバーが決まってからでよいのですが、こいつら
> も参加させてみたいのです。
> この中には日ごろ、「俺がおまえの参加しているサークルで
> 打ってたら、ガツガツに勝ってるよ」などとほざくアホがおり、
> こいつが皆さんに負かされる様をぜひとも見てみたいのです。
なるほど、なるほど。
お友達の言っていることに間違いはなさそうですけどね。DAME雀は麻雀好きな人の集まりだけど強い人の集まりではないので。水谷さんは「返り討ち」という言葉を知っているんだろうか?
まあ、それはそれとして折角人数増えるんであれば賑やかにやりたいものである。丁度DAME雀も5人で一人半端だったので、ここで水谷 with T(友達)で「水谷組」を発足させることにする。
・・・ふっふっふ。返り討ちにされてやるぜ!
章之二 〜対戦前夜
対戦前夜、我々はJR品川駅のホームに集合した。
この時期には「大垣行き」というありがたい臨時列車があり、品川を0時に出て
名古屋まで一本、翌朝6時に到着するという夢の超鈍行である。各駅停車なので「最高に安い切符」と言われている青春18切符での利用ももちろん可能。ただし、時期によってはとんでもなく混むらしい。
いくらなんでも6時間の立ち乗りは辛かろうということで早めに言って並ぶことにする。問題は何時間前に集合するか。水谷は先に現地入りしているので集合人数は4人。う〜ん、面子ピッタリ。となればかなり早く行っても時間を潰すことはたやすい!
というわけで
第一回品川ホーム麻雀たいか〜い
じゃん じゃん じゃん じゃん。
なんと4時間半前の19:30集合でホームで紙麻雀を広げるDAMEども。
しかもホームぎりぎりのところでやったもんで回送列車とか入ってくるとひかれそうになったりして。
頭の悪いのもここまでくると立派ですね。

しかし、11時を過ぎ、あと30分もすると「大垣行き」が入ってくる来るというのにホームに人はまばらであった。まばらというかほとんどいない。
実はこの日はまだ青春18切符が使用できる一日前であり、ある程度人は少ないだろうと予想はしていたのだが・・・これまでとは。
結局電車はほぼ1両貸し切り状態であった。とほほ。
後日、この話を旅に詳しいメンバー(坂田大先生)にした。
「だから2時間も前に行っていれば十分だって言ったじゃないですか。」
「いや、でももっと早く行かないとだめだっていう話を聞いたから・・・」
「だって、6時間の乗車時間で4時間待つのは馬鹿だと思いませんか。」
「・・・・・・・」
教訓:メンバーの言うことをもっと信用しましょう。
章之三 〜交流試合開始
で、いよいよ交流試合開始なのだがもう少しだけ余計な話になる。
なんでか。
それは名古屋に早朝6時に着いてしまったから。いや、着くのは承知だったけどさ。すずめくらぶのみなさん、水谷組のみなさんとの待ち合わせは10:30なのでここで一旦解散して自由行動にした。
さあ、どっか店に入って本でも読んでのんびりしようかと思っていたが、小心者の私はどうしてもコーヒー一杯で1時間以上粘れない。それでは観光しようかと思ったが、見たいところはたいがい電車に乗らんと行けないようだ。「100メートル道路」ってどこにあんだよう。
しかたなしに駅前で「ナナちゃん」とツーショットを撮ったりしながらうろうろ歩き回り、朝8時から「ゴジラ」をやっている映画館を発見したときにはすでに8時半で途中入場する気になれず、またうろうろと名古屋駅周辺を徘徊。
結局、9時過ぎに待ち合わせ雀荘の下の喫茶店に入って休憩(いや、まじ疲れたもんで)。ここはとても雰囲気の良い店であったが、アイス・オレを注文したら明らかにコーヒーと思われる黒い液体の入ったグラスと普通より多めのミルクが入ったミルクポットがテーブルに置かれたのには正直参った。セルフサービスかい。
さて、いよいよご対面の時間。最初にお会いしたのは「まつ先輩」。年上なのだが見た目が大変若いのでうちのメンバーがいきなりタメ口聞いてしまってちょっと焦った。ほとんど同時に「てっしー」さん(注:ニックネームは全てうたちゃんがつけたと思われる)到着。これまた「さわやかテイスティ」な感じ(つっこみ不要)。「まつ先輩」と二人でいたらこれから麻雀やる人とは思われないでしょう。もっとも明らかにこれから麻雀やるような人というのもいない気もするが。
ちょっと遅れて主宰の「うたちゃん」。結構「豪快さん」なイメージがあったのだが全く裏切られた。リーチかけられたときの「こわいよ〜」の声がとても気に入りました。(へんなもん気に入るんです。私は)
そしてかなり遅れて「たつきち」到着。う〜ん。さすが元DAME雀(退会してないけど)時間にルーズだ。うたちゃんに「怒ってやってください」なんて言われても・・・ごめん、多分うちらのせいだから。
スタートメンバーは揃ったが開始後「すずめくらぶ」さんからさらに2名ご参加いただいたのでここでご紹介させていただく。
「さろー」さんは掲示板でよくお会いしていた方で年上の女性。謙虚な方です。なんかご自分の麻雀に自信が無いような発言をされていましたが全くそんなことはござんせん。
「マエマエ」さんはたつきちの友人ということ。私は直接話す機会がほとんど無かったが、おとなーしく黙々とあがるタイプとお見受けした。お見受けしただけだから反論は受け付けない。次にお会いするときには是非一緒に打ちたいものだ。
「水谷組」メンバーもここでご紹介。
組長である水谷は先にも述べたとおりDAME雀メンバーである。最近完全に実家に帰ってしまったので実質「DAME雀名古屋支部長」である。これは本来たつきちだったのだが、すごくいやそうな顔をした上に活動しないので解任。というか引き受けてもらえなかったのね早い話。
それはともかくとして水谷、今期DAME雀年間レースで累計+1000近くをたたき出して、この記録を書いている8月現在トップを維持している。一部で「勝ち逃げ」の声もあがっている。一部というのは私のことである。
で、このトップ爆進男の地元の友人3名が水谷組メンバーとなる。
「裏ドラ教の教祖」神谷さん。噂には聞いていたが・・・ピンフなのにしっかり裏を二枚のせられて大変痛い目に会いました。
絶対憎めないタイプの丹村さん。この人には大変親近感を覚えましたね。私の場合は憎まれること多いですけど。怒った顔の想像がつかない。
ファイヤーマン・光崎はとてもかっこいい。おすすめ。(なにがだ)一回戦でいきなり対戦して私と3・4フィニッシュ決めてくれたあたりが最高です。
以上で「すずめくらぶ」・「水谷組」メンバー紹介終わり。
DAME雀からは以下の4人がエントリー。まあ、簡単に紹介文もつけておくか。
水島・・・私です。30半荘に一回役満をあがる(前年度実績)「役満大魔王」
古屋・・・HPで初心者向けコーナー等、連載中。
理論派であり感性派であるらしい。
森山・・・唯一の学生。今年卒業だけど。DAME雀レース第二位(当時)の実力派。
代永・・・「無尽の会」の大会で水島と同点ラスだったひと。
正式に入会したのは結構最近。この人は絶対DAME雀に来ると
思っていましたです。なんでって?とても「DAMEそう」だから。
こんな面子で始まりまった交流試合。
試合といっても雰囲気はいたってなごやか。さすが名古屋麻雀(うわーつまんねー)。DAME雀は基本的に「相手のホームグラウンドでは相手側の普段のルールで打つ」という姿勢なので、ルールはすずめくらぶさんのルールと、皆さんが良く利用するという雀荘「19番H(ホール)」のルールを参考にさせていただいた。
おおまかに説明すると「ナシアリ」というやつで喰いタンはナシ。後付けはアリ。こちらのほうではわりと普通のルールとのこと。私は初めてだったがあんまり違和感は感じなかった。DAME雀も7年くらい前はナシナシルールだったし。「アリアリ」でやしか打ったことのないメンバーも特に気にしないで打っていたように見えた。何とかなるもんだ。
細かいところでは、スーカンツが「四つ目のカンの時点で上がりとなる」という、役満フリークの私には大喜びの取り決めもあったがこんな日に限って順子手ばかり。ああ。スーカンツなんてこのくらいのルールでなきゃ希望もないのに。残念。
試合形式は3卓で各チーム二人ずつに分かれての総当たり戦の4回戦。
合計点数で勝敗を決めようというものですが・・・勝敗なんてどうでもよいです。楽しかったから。だいたいちゃんとしたよっぽど初心者とベテランとかでない限り麻雀で優劣なんか着くわけないんだから。以下、写真と結果報告
1回戦B
すずくらぶvs DAME雀
うたちゃん・まつ先輩・古屋・森山
|


|

2回戦C
すずくらぶvs 水谷組
てっしー・たつきち・光崎・神谷

|
|
1回戦 |
2回戦 |
3回戦 |
4回戦 |
合計 |
順位 |
|
|
A |
B |
C |
A |
B |
C |
A |
B |
C |
A |
B |
C |
|
|
すずめくらぶ |
うた |
-- |
-16 |
-- |
1 |
-- |
-- |
-52 |
-- |
-- |
-- |
5 |
-- |
-62 |
14 |
まつ先輩 |
-- |
37 |
-- |
-51 |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
35 |
21 |
4 |
さろー |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-5 |
-5 |
7 |
てっしー |
-- |
-- |
54 |
-- |
-- |
45 |
-- |
-- |
-36 |
-- |
-25 |
-- |
38 |
3 |
たつきち |
-- |
-- |
-38 |
-- |
-- |
-6 |
-- |
-- |
10 |
-- |
-- |
-- |
-34 |
10 |
マエマエ |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
17 |
-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
17 |
5 |
水谷組 |
水谷 |
-- |
-- |
-29 |
-- |
-31 |
-- |
-- |
-9 |
-- |
-- |
-- |
8 |
-61 |
13 |
光崎 |
-29 |
-- |
-- |
-- |
-- |
-16 |
10 |
-- |
-- |
2 |
-- |
-- |
-53 |
12 |
丹村 |
-- |
-- |
13 |
-- |
11 |
-- |
-- |
-24 |
-- |
-- |
-- |
-38 |
-38 |
11 |
神谷 |
7 |
-- |
-- |
-- |
-- |
-23 |
45 |
-- |
-- |
-23 |
-- |
-- |
6 |
6 |
DAME雀 |
水島 |
-22 |
-- |
-- |
71 |
-- |
-- |
-- |
-31 |
-- |
-- |
-30 |
-- |
-12 |
9 |
古屋 |
-- |
2 |
-- |
-- |
38 |
-- |
-- |
-- |
-22 |
38 |
-- |
-- |
56 |
2 |
森山 |
-- |
-23 |
-- |
-- |
-18 |
-- |
-- |
-- |
48 |
-17 |
-- |
-- |
-10 |
8 |
代永 |
44 |
-- |
-- |
-21 |
-- |
-- |
-- |
64 |
-- |
-- |
50 |
-- |
137 |
1 |
実はこの交流試合前に私はうたちゃんと一つ約束をしていた。
「負けた方が勝ったほうを師匠と呼ぶ」・・・まあいわゆる「師匠差し馬」ですな。いわゆらないか、こんなもん。
結果・・・私は今でも掲示版で「ししょー」と呼ばれている。(8/21現在)
うはははは。トータルマイナスなのに勝ったことになってしまうあたりがすごいですね。
お互い頑張ろう、うたちゃん。
次の対戦までありがたく「ししょー」の座につかせてもらうよ。
あ、「おい、師匠。ジュース買ってこいよ」とかはナシね。(笑)
〜関連ページのご紹介〜
うたちゃんのページの「まーじゃんるーむ」の「麻雀日記」
記事直接リンクはここ
まつ先輩のページの「まつうらセンパイのHP」の「最近の私(7/19)」
記事直接リンクはここ
さろーさんのページの「伊藤家の食卓」の「今日の我が家(7/20)」
記事直接リンクはここ
・・・日記なので日がたつと消えてしまっているかもしれません。あしからず。
てっしーさんのページ「おばかの楽園」
・・・直接の関連記事はありません。あしからず。
章之四 〜呉越同舟
四回戦が終わって適当にちらばって2半荘くらいこなし、夕食時になる。
勝負終われば敵味方ナシ。(勝負中もあんまり無かった気もするけど)みんなで名物「手羽先」を喰いに行こうではないか。この日ほとんどの手羽先屋さんがお休みだったのだが、うたちゃんがあちこち探し回ってくれて予約を入れておいてくれたので
死ぬほどうまい手羽先にありつくことができた。感謝感謝。
麻雀をはなれていろんな話をした。実に楽しかった。あんまり楽しかったので写真が2枚しか撮れていない。この辺は先に紹介したうたちゃんのページでご確認いただきたい。
久しぶりに会ったたつきち。
東京であれだけ馬鹿だったくせに地元では真面目ヅラでもしていようものならどうしてくれようかと思っていたのだが、すっかり「バカ殿」状態であり、私はとても安心した。
うたちゃんとたつきち。
・・・自分の正面の写真を撮っただけだなこりゃ。
机の上にはビール・手羽先・サラダ等々。こちらのテーブルは比較的安心な品揃え。
しかし、隣のテーブルでは「青汁サワー」をはじめとする、「キワモノ系」が次々と消化されていた。みんな冒険野郎だなあ。
楽しい二時間はあっと言う間に過ぎ去った。
普通の旅行なら「ここで解散、後はホテルに帰って寝るだけ。」なんて事になるんでしょうが、そこはDAME雀。
宿なんか取ってねえや
もちろん地元の方は帰宅される方多数・・・宿ナシの我々はここで2チームに分かれる。
(1)水谷家で麻雀大会 with ブラック麻雀牌
(2)雀荘19番H海の日大会に参加
水島・古屋はうたちゃん・たつきちに連れられて(2)雀荘19番H海の日大会に参加するのであった。
というわけで、この後、私のレポートは19番H「海の日大会」について述べることになるのだが、(1)の方にも軽く触れておく。
(1)水谷家麻雀大会は後に聞いたところ、水谷の一人勝ち状態だったそうだ。
水谷は翌日私にこう語った。
「みんな、ブラック麻雀牌に慣れてないから・・・最初は格好いいとかいうんですけどね。ほら、あれって見辛いじゃないですか。慣れないと。(水島注:捨て牌の色の偏りとかわかりにくいのだ)
わたしはもう何度か経験していますからね。みんなが慣れないうちに勝たせていただきましたよ。うひひひ、うひひ。」
・・・記憶をたよりに書いているので実際の台詞とはかなり異なるかもしれないが、相当「嬉しそうに悪そうに」語っていたのだけは鮮明に覚えている。
しかも、四暗刻のおまけつきだったとのこと。うーむ。
麻雀で友達なくす人もいるから気をつけようね。水谷さん。
章之五 〜決戦!十九番H
雀荘「19番H」は
>地下鉄東山線「東山公園」駅1番出口から徒歩10秒!
という場所にある。行ってみればわかるが駅から本当に近くて便利だ。
「雀荘」と言ってもフリーはやっていない。詳細はこちら
管理人のYoshiさんと初めて会う(掲示板では何度か会っていたが)。若いのに大変しっかりした人だ。1・2半荘一緒に打たせて頂いたが・・・いや、強かった。
昼間お会いしたさろーさんともここで再会。到着して最初の1・2半荘はうたちゃん・さろーさん・水島・古屋で打たせてもらったのだが・・・。序盤から古屋絶好調。なんとか止めようとするがみんなツモられてしまう。何をどうしても間に合わない辛い状態。このへんのスコアももちろん全て大会成績に加算されている。
一緒に来た人間に勝たせっぱなしじゃあ、コンビ打ちみたいじゃないか。
そのうち面子入れ替えになり古屋と分かれるが、流れの悪さはどこに行ってもついてくるものなのか。全くいいところナシのままほんの数半荘でポイントは簡単に-100を越えた。その間良い流れをそのまま持っていった古屋は途中集計の段階で2位という好位置につけていた。
そんな状況で次第に夜は・・・明けてくる。正直このあたりの記憶はほとんどない。もはや惰性で打っていた。ほとんど二晩徹夜の上に飲んでるんだから当然といえば当然だ。印象に残っているのは・・・
(1)大三元テンパイ
(2)九蓮宝燈テンパイ
この二つくらい。
(1)に関しては發・白鳴いての中シャボテンパイなので結局がっちり押さえられて(安めもでなかったし)実らず。
(2)は1112344567899のテンパイで3・6・9待ち。9なら九蓮宝燈。9萬はドラ表示牌なので後一枚しかないが8萬は最初のうちにほとんど捨てられているため山の中に眠っている可能性が大である。私の捨て牌は明らかな染め手なので当然テンパイしたころには萬子はほとんど出てこない状態。自力でツモるしかない。・・・と思っているところへ15順目くらいで上家から3萬!
「ロン!」
・・・普通こう発声して手を倒すことでしょう。チンイツ・ドラ3で倍萬です。
しかし、哀しいかな我は役萬大魔王。声が出ない。牌が倒せない。
そのうちゆっくりと動き出した手は河ではなく山に向かう・・・何事も無かったかのようにツモって来た牌は・・・・9萬!・・・なはずもなくそのまま切られる。
下家・対面・上家。俺は自分のツモ番を今か今かと待つ。何故か異常にツモれる気がしていたのだ。次の瞬間・・・
「ツモ!!!!」
ツモった・・・・。私は牌を倒す・・・・手前に。
「南のみ」
・・・発声は上家のものだった。私はこの瞬間完全に燃え尽きた。真っ白な灰である。
一応、話題づくりにと自分の手牌を開ける。
「いや、じつはちゅーれんはっちゃったんで3萬みのがしちゃったんですよ〜」
声に力は無い。へろへろと言うやつだ。この状態で街を歩いたら子供に「あ、へろへろだ〜」と指をさされるくらいのへろへろさ加減であった。
私はそこまでで良かった。残りの山をがらがら漁って9萬を探すなどということは格好悪いし、あったところで虚しいだけだ・・・。
しかし次の刹那。
「9萬あるんじゃないの?」
私の下家が残り山をがらがら崩す。
私は心の中で叫んだ。
「やめてくれ〜!あるのはわかっているんだ〜!!!」
果たして。
崩れた山の一番目・・・すなわち次の私のツモ牌は・・・・9萬であった。
「うわあああああああああ。つもってるぅぅぅぅぅぅぅぅ」
先にも言ったが自信はあったのだ。オカルトでしかないが、こと役満に関して私の「野生の勘」はかなりの確率で的中する。だからそんなに驚いたわけではないのだが・・・・実際に見てしまうとショックは倍増なのである。
もうこの半荘で終わりにしよう・・・・。
少しソファで寝かせてもらって名古屋城を見に行こう・・・・。
私がそう心に決めたとき・・・・19番Hのドアが開く。時刻は6時前。こんな早い時間に誰が・・・・。
現れたのはまつ先輩であった。
昨日、1半荘しか一緒に打っていない私は猛烈にまつ先輩と打ちたかった。しかし・・・タイミングがあまりに悪すぎた。私の身体にはもうソファにたどり着く分の気力しか残されていなかった。
結局、まつ先輩とは挨拶だけを交わしてよっしーさんにソファを借り、私は眠りにつくのであった・・・・。
2時間後・・・よっしーさんに起こしていただく。(すみません本当に)
よし、動ける。この後のスケジュール、名古屋城観光〜昼食〜帰宅をこなすには
十分な気力体力が戻っていた。よっしーさんに場代を払い、礼を述べる。よっしーさんは名古屋城はそんなに面白くないと忠告してくれたが、森山・代永と待ち合わせてしまっているし、面白くなくても一度は見てみたいとは思ったので予定通り城へ向かうことにした。
うたちゃん・さろーさんは既に帰ってしまっていたので他に知っているのは今朝から来ているまつ先輩だけ。(掲示板でお会いしていた松Bさん、ひろむさんがいらっしゃったらしいのですが、さすがに判らなかった。)
私はまつ先輩の打っている卓に近づき声をかけた。
「どうですか、調子は。」
「私が調子いいことなんてないですよ。」
「はは、またまた・・では帰りますので頑張って下さい。」
私は19番Hを後にした。
・・・そして後日。海の日大会の結果が発表になった。
2位じゃないすか!まつ先輩!!!!
教訓:雀力の自己申告は信用するな。
〜関連ページのご紹介〜
雀荘19番HのHP
off会の報告
・・・次のオフ会があったら更新されてしまうと思いますが。
最終章 〜尾張名古屋は城で持つ
そんなわけでDAME雀名古屋打ちは終わった。結果は・・・・
うひうひ組:代永・古屋
へろへろ組:水島・森山
見事に2つに分かれたようだ。
トータルで考えれば「メンバーさん状態」で終われたのではなかろうか。実に望ましい結果だ。うんうん。ポジティブ指向。
さあ、麻雀のことは忘れよう。折角名古屋に来たのだから観光だ!
てなわけで、このレポートはここから麻雀無関係の旅行記になる。興味の無い方はここまででやめておくと良いでしょう。こんな長ったらしい駄文をこんなところまでお読みいただきまして本当に有り難うございました。
名古屋城で待ち合わせた我々はそのまま駅構内で朝飯にきしめんを食す。朝からきしめんはちょっとどうかと思ったが、さっぱりしていてなかなか良いものだった。一息ついてタクシーで名古屋城まで移動。ものの10分で到着。なんだ。昨日来れたな。
地元の皆さんに「つまらない」なんて言われていましたが・・・やっぱりお城は迫力ありますよ。広々していて気分もいいし。花の綺麗な時期なんか結構いいデートスポットではないだろか。パンフレットの
「平成22年(2010年)は、名古屋城の築城開始から400年になる年です。」
というのはなにが言いたいのか全く意味不明だったが。
名古屋城はそのほとんどが名古屋空襲で焼けてしまい、その後再建された城なので中に入るとエレベータがあったりして普通のビルとあまり変わらない。我々は1階から順番に階段で見て回ることにした。金鯱・刀・鎧。うむ。迫力迫力。城下町のミニチュア模型があるところで代永さんとラピュタごっこして遊ぶ。
「ふっふっふ。どうだ。人がゴミのようだ。」
4階あたりに変なもの発見。
城壁用の巨大な石をふんどし一丁の男達がロープを結んで引っ張っているシーンの”等身大”ジオラマ。
そういや、外に「清正石」ってのがあったなあ。そのシーンの再現か?
パンフレットを開く。
「天守閣の石塁の構築を命じられた加藤清正は、巨石の運搬に際し、自ら音頭をとって、木遣をうたわせ民衆の老若を問わず引網をとって運んだと伝えられていますが、この石塁の施工大名は黒田長政なので単なる説話と思われます。」
・・・あ、説話なのね。でも、どうせ作るなら説話でもいいから石の上に清正人形でも置いておいて欲しいところだ。石なんかどの城だって運ぶわけだし・・・なんて思いつつふと壁に目をやる
「ひっぱってみよう」
ほんとにこう書いてあったかどうか今となっては定かではないが、こんなような意の言葉がそこにはあり、三人のふんどし男の後ろのロープが引っ張れるようになっていた。
これは、引っ張らねば。
一応力仕事っぽいのでここは若い森山の出番だ。ちょっと照れ笑いを浮かべながら引っ張りポジションに着きロープをつかみ力を入れた。
次の瞬間、笑いが消えた。意外に重いらしい。
ぬおおおおお、と力を込めてロープをごりごり引っ張る。石が・・・動き出す。というか男3人も引っ張ってやらんといかんわけだな、所詮人形だから。そんなにどでかい仕掛けでもないので10メートルも引っ張ると終わり、時間にして2、3秒だろうか。
「かあん かあん かあん」
響きわたる鐘の音。なんだ、なんだ。何が起こった。
仕掛けの一部に体重計の針のようなものが付いていてそれが動いていた。
---45kg
石の重さ・・・というわけではなさそうだ。それなら最初から決まっているはず。これは森山のロープを引っ張る強さの値であろう。つまりこれは・・・おおがかりな体力測定なわけだ。うわあ。意味ねえ。
この階には他に巨大な金鯱・記念撮影用が展示してあった。これは結構大人気で年輩の方々が子供のように鯱の背に登っては、ぱしゃりぱしゃりと撮影会を開いていた。
・・・さては、そろそろネタが尽きてきたな名古屋城。
まあ、そんなこんなで結構楽しみつつ登っていくと最後には天守閣に着く(当たり前)。言ってみりゃ展望台みたいなもんだから眺めは大変よろしい。しばらく名古屋の街並を眺めつつ代永さんとラピュタごっこして遊ぶ。
「ふっふっふ。どうだ。人がゴミのようだ。」
天守閣の真ん中部分はおみやげ屋になっていた。「シャチホコ・キーホルダ」なんかあるのかな、などとのぞきに行ったところ、あるどころかあまりの種類の多さに圧倒された。よくもまあこれだけのバリエーションを作ったものだ。中には、これがシャチホコか?と思わず言いたくなるようなデザインのものもあったが。
結局キーホルダーは選ぶのも大変なので買わないことに決定。
かなり欲しかったのは「招き鯱」
鯱がヒレで招いてんのね。これ店とかにいきなり置いてあっても10人中9人が鯱とは思わんだろう。結局買わなかったんだけど・・・うーん。話のネタに買って来ればよかったなあ。やっぱ。

城を出て記念撮影。お約束の「首なしパネル」にも首突っ込んで参りました。
私も撮影したんですけど、自分の写真は載せないところがずるいですね。うはははは。
この後、城正面の「名古屋能楽堂」に立ち寄る。なんか去年出来たばっかりだって言うし。どこかの大学のOB会が演能中だったが、さすがに電車の時間があるのでこれは見ないでぐるりと中を一回り。能には直接関係なさそうだがからくり人形が置いてあり、これはあいにく故障中だったがVTRで見たところかなりすごい動きをするようだった。機会があれば是非見に来よう。
さて、帰りも各駅停車(今度は青春18切符)で帰る予定なので、特に正確に電車の時間が決まっているわけでは無いのだが、一応乗り継ぎなどの関係で狙っている電車の時間まで2時間くらい。昼飯を喰っておみやげ買って丁度良さそうな時間だ。
何を喰うか。
うたちゃんがいろいろ良い店を紹介してくれたので(ありがと〜)それを頼りにうろうろする。最初、「味噌煮込み」を狙ったが休日の有名店は大行列。並んでいては時間的に間に合わない。残念だがあきらめる。さてどこに行くか。
ここで私はうたちゃんに聞いた「鰻のお茶漬け」の話を思い出した。確か店もこの近所だ。よし、提案しよう。
「”暇つぶし”食べにいかない?」
「”ひまつぶし”?なんですかそりゃ。」
「いや、なんでも鰻のお茶漬けなんだって。」
「へ〜。なんで暇つぶしっていうんですかね?」
「さあ、誰かが暇つぶしにやってみたら旨かったとか、そういうんじゃない?」
「へ〜。行ってみましょうか」
ふっふふ。どうやらみんな”暇つぶし”を知らんようだな。ちょっと得意げに先を歩く水島。店はすぐに見つかった。「はままつ」。
「ここだここだ。ほら、ひまつぶ・・・」
代永:「”ひつまぶし”ですね。」
「・・・」
「・・・」
・・・店外に貼り出された紙には「ひつまぶし」と大きく記されていた。漢字で書くと櫃まぶし。「お櫃に入ったご飯に細かく切った鰻がまぶしてある」ということらしい。
うたちゃんのメールにもはっきり「ひつまぶし」と明記されていた。どうやら水島、ひらがなが読めなくなったらしい。
気を取り直して店内へ。「ひつまぶし」(もう間違えない)とビールを頂く。最初からお茶漬けなのかと思ったが、そうではなくお櫃とお椀が出てきてお櫃の方に「鰻まぶしご飯」が山盛り入っている。これを最初は普通にお椀に移して喰う。で、半分くらい喰ってちょっと飽きたところで今度は薬味を乗せてお茶漬けにするわけだ。これはマジで旨い。お椀に4杯分以上の分量があったが、私はあっと言う間に平らげてしまった。うーん。せっかく少しやせたのに。
「デザートは赤福氷や〜」と、これまたうたちゃん情報で知った「赤福の入ったカキ氷」なるものを喰いに行くが、ここも大行列で残念ながら見るだけで終わってしまった。旨いもの喰うのは楽じゃないのね。やっぱり。
まあ、あんまり喰ってばかりでデブデブになってもいいことはないので我々はおとなしく帰路に着くことにした。
さようなら名古屋!
名古屋駅ホーム。
発車のベルを聞きながらこの名古屋紀行をふりかえる。
実に短い2日間であった。いろいろな人と出会えて本当に楽しい時間を過ごさせて頂いた。麻雀をやっていたおかげでこんなにも多くの人と出会い、一緒に笑うことができる・・・考えてみればとても不思議な気持ちがする。
麻雀をやっていて、DAME雀をやっていて本当に良かったと思った。
ありがとうすずめくらぶ&水谷組のみなさん。ありがとう19番Hでお会いしたみなさん。そして・・・最後まで読んでくれた皆様。....Thanks!
ホイッスル。
車両のドアがゆっくりと閉まる。
・・・ゆっくりとレールと車輪のきしむ音。
ホームは次第に小さく薄く消えゆく。
いま、万感の思いを乗せて列車は走る・・・・。
Fin.