WEBサイトの価格

Webサイトの価格 WEB制作

「ホームページを作りたいけどいくらくらいかかる?」
よく受ける質問ですが、これはじつは非常に難しいお話です。
WEBサイトというのは基本的には定食屋のメニューのようなものではなく、病院の診療のようなものだからです。
病状をきちんと精査した上で最適な治療方針を立てる必要がありますので価格はかなり変動します。

完全に新規で立ち上げる場合は「テンプレート利用で何ページでこの値段!」という量産型の定食的なプランで作成するのもありです。安ければ5万円程度でも見つけられると思いますが、サイトは稼働後の運用が肝心なので目的を明確に設定した上でアクセス解析をして集客に繋げ成果率を上げるべく内容を更新していく必要があります。
最初の作りが目的に沿っていない場合、この運用コストが嵩む可能性が高いので、まずは目的を明確化した上で業者としっかり相談して成果を上げるための初期費用・運用コストを無理なく継続できる予算で組み立てましょう。

リニューアルの場合には、まず現状分析が肝要となります。どのようなキーワードでどのくらいのアクセスがあるか。アクセス解析を行っていない場合はまずは最低でも1ヶ月データを取った上で成果の上がるページを取捨選択していく必要があります。せっかく有効なアクセスが取れていたページのURLをリニューアルで失うようなことになってはいけません。
現在のサイトのページがすべて残せる、またはURLが変わってもリダイレクトできるようであればそれが一番良いのですが、長年運用しているサイトだとページをすべてWordPressなどでデータ化するだけでもそれなりのコストがかかってしまいます。

今回は「WEBサイトの価格」というタイトルで記事を書いておりますので結論が「場合によります」ではクレーム殺到なのは必至ですので、上記踏まえた上でサイト制作の際にやるべきことと、それに対しての当方で実施した場合の費用感を記していこうと思います。

1)目的の明確化【新規・リニューアル共通】

何に対してコストをかけるかを明確にします。

・実店舗の来客を増やしたい
・オンラインでオリジナル商品を販売したい
・オンラインで量販店を運営したい
・自分の作品を多くの人に見てほしい

いろいろあると思いますが、上記に挙げた四つだけでもやるべきことは変わってきます。
ご自身でもできる内容なので、その場合には費用はかかりませんが、業者を交えてアドバイスを受けながら検討するのが良いでしょう。
相談料がかかることもあると思いますが、当方であれば初回ミーティング内で実施する内容なので、その時点では無償対応となります。
ただし、実際に受注する際に「基本料金」として5,000〜10,000円程度のご請求を立てさせていただきます。
この金額は時間と内容、移動時間や交通費がかかったかどうかによって変動します。

【費用】相談時無料。受注確定時に基本料金として5,000〜10,000円

2)目的と予算によるサイト設計と運用計画【新規・リニューアル共通】

コストパフォーマンスを最大化すべく利用する技術とコンテンツ内容を精査します。
メインとなるコンテンツの洗い出しに加えリニューアルの場合はSNSやブログ記事との連携をどうするかも考慮します。
WordPressなどのCMSや外部ブログサービスを利用する場合にはメンテナンス性や運用後の更新頻度・コストも検討します。

これもある程度詳しい人がいれば自前でできますので費用はかかりません。
業者に協力を仰ぐ場合には相談料がかかります。当方の場合であれば(1)と同様のお見積りとなります。

【費用】相談時無料。受注確定時に基本料金として5,000〜10,000円

3)現在のサイトの状況把握【リニューアル】

現在稼働しているサイトのアクセス状況を確認します。
ページ数が少ない場合などは全ページ(URL)をそのまま残す、または新ページにリダイレクト設定することで有効アクセスの喪失を防ぎます。
ページ数が多い場合はHTMLからCMS化する、閲覧数の少ないページは削除するなどの取捨選択が必要となります。
アクセス解析を設置していない場合は改めて設置して最低でも1ヶ月程度は各コンテンツの閲覧数とランディングを確認したいところです。

これもアクセス解析を内部で実施している場合には内部作業で実施することが可能ですが、業者を交えて時間をかけての設計をお勧めします。
現状の規模によりますが当方であれば10,000〜30,000円程度のお見積りとなります。
アクセス解析を新たに設置しての現状分析が必要な場合には設置費用と解析で10,000円追加となります。

【費用】10,000〜30,000円
*現状でアクセス解析がなされていない場合は+10,000

ここまでがサイトの企画と設計になります。
この設計に基づいて各ページのボリュームに応じてシステムの導入費用などを割り出していくことになります。
相見積もりを取る場合は、ここまで事前に固めておいてから業者に見積もりを依頼するのが良いでしょう。
そうでないと各社で内容もバラバラな見積もりが出ますので比較・検討が困難になります。
また、希望と異なるサイトが出来上がるというようなトラブルの元にもなります。

4)制作(素材準備)【新規・リニューアル共通】

テキスト、画像素材を用意します。これは基本的にお客様にてご用意いただくことになります。
リニューアルの場合には現状のサイトのものをそのまま流用することもできます。
業者に依頼する必要があるとすれば以下のような作業となります。

・原稿(コンテンツ・記事)制作の代行
・写真撮影・素材収集
・写真・画像の加工(効果・リサイズ)

これらは一概に価格を出すのが難しい内容となりますが、当方で実施の場合の単価は以下のお見積りとなります。
・記事作成(この記事程度のボリューム):3,000〜10,000円 /件
・写真撮影:基本的に外注となります
・素材収集(ご要望に応じてフリー素材などからの収集作業を代行する形):500〜2,500円 /点
・写真・画像の加工(効果・リサイズ):500〜2,500円 / 点

5)制作(コーディング・CMSへの落とし込み)【新規・リニューアル共通】

素材がそろったらいよいよサイトとして組み立てていきますが、その際には大きな選択肢が現れます。

(A)WordPressなどのCMSを使って自前で追加・編集
(B)更新作業を都度業者に依頼する、またはHTMLやCSS、JSの知識がある担当者を用意

(A)の場合は作業担当者にさほど知識がなくてもテキストや画像を投稿してそのままサイトとしてきちんとレイアウトされるようシステム設計する必要があります。
初期設定以降は社内作業のみのコストで運用できますが、その分最初に安心して使えるための綿密な設計と構築が必要となりますので初期費用はかさみます。
各ページのカスタマイズを当方で受注した場合はシステムの基本導入料金に加えてページ単価で¥10,000〜¥30,000でのお見積りとさせていただきます。
初期投資額は高額になっても以後大幅な変更がない限りは外注費用をかけずに自前で更新できます。
買い切りのアプリケーションを導入したようなイメージです。

(B)の場合は初期制作費は比較的安価に抑えられます。
自前でHTML, CSSなどのメンテナンスができる場合には業者への支払いは発生しません。(A)の場合と同様です。
新規追加や更新のたびに業者に頼むようであれば都度お見積りが必要で新たなコストが発生することになります。
テキストや画像のみの変更であっても業者に依頼すれば¥500〜3,000のコストはかかるはずです。
基本料は安くても利用サービスに応じて課金ありのアプリケーションを購入したようなイメージです。

どちらを選択するかは更新頻度がどれくらいになるかがポイントになります。
毎日記事を投稿する、頻繁に新商品を追加するようなサイトであれば(A)が良いでしょう。
逆に一度立ち上げたらそれほど内容の更新は発生しないようなサイトであれば(B)にするほうが良いでしょう。

6)AIによるお見積もりシミュレーション

上記を参考にAIにシミュレーションさせたサンプル見積もり例を以下に記します。
表外のコメントもすべてAIが記述しています。

パターン1:小規模サイト・CMSなし(HTML/CSS制作)
「一度作ったらほとんど内容を変えない」「自分で更新する予定がない」方向けの最小構成プランです。


項目
内容算出根拠金額(目安)
1) 目的の明確化ヒアリング・基本料金受注時基本料5,000円
5) 制作(構築)基本デザイン・コーディングシステムなしの基本料30,000円
5) ページ制作5ページ分@10,000 × 5P50,000円
4) 素材加工ロゴ・写真のリサイズ等@1,000 × 5点5,000円
合計(初期費用)90,000円


特徴: CMS導入版に比べ、約5.5万円ほど初期コストを削減できます。ただし、お知らせ一行を更新するのにも業者への依頼(¥500〜)が発生する形です。

パターン2:小規模サイト・CMS利用(名刺代わりの5ページ構成)
「まずはネット上に看板を出したい」という個人事業主や店舗向けのプランです。

項目内容算出根拠金額(目安)
1) 目的の明確化ヒアリング・基本料金受注時基本料10,000円
2) サイト設計構成案作成基本料金に含む0円
5) 制作(CMS)WordPress導入・基本設定基本導入費用50,000円
5) ページ制作5ページ分@15,000 × 5P75,000円
4) 素材加工ロゴ・写真のリサイズ等@1,000 × 10点10,000円
合計(初期費用)145,000円

パターン3:大規模サイト(集客重視の30ページ構成)
「リニューアルで過去の資産を活かしつつ、ブログや事例紹介で集客したい」企業向けのプランです。

項目内容算出根拠金額(目安)
1) 目的の明確化戦略立案・基本料金特注対応含む30,000円
3) 現状把握アクセス解析・リダイレクト設計解析設置+分析40,000円
5) 制作(CMS)WordPress高度なカスタマイズ導入・独自設計150,000円
5) ページ制作固定ページ15P + 移行分@20,000 × 30P600,000円
4) コンテンツ制作主要5記事の代行@5,000 × 5件25,000円
4) 画像加工・収集素材収集・バナー作成等一式30,000円
合計(初期費用)875,000円


特徴: 現状分析に基づいた設計を行い、運用後の「成果」を重視した構成です。ページ単価は、カスタマイズの密度を考慮して少し高めに設定しています。

まとめ)設計から参加して納得のいく価格交渉を

今回は「WEBサイトの価格」という簡単にはお答えできない質問に対し、各項目の工数と理由・単価を記した上で最後には概算お見積りを作成してみました。AIによるサンプルのお見積りではありますが、内容と規模に応じて大きく変動することと、どこにコストがかかるかということがお分かりいただけると思います。

あらかじめ用意されたテンプレートにテキストや画像を流し込むという冒頭に述べた定食的な制作を選択することでコストを抑えることもできますが、その場合もカスタマイズや追加・編集のしやすさ、そのコストも考慮すべきです。

サイトは立ち上げて終わりではありません。見てもらう・活用してもらうことが重要です。

そしてその指標も施策もサイトの目的によって変わってきます。アクセス解析はもちろん、SNSアカウントの運用が必要になることもあるでしょう。そうしたことまで総合的に相談に乗ってくれる業者を見つけてください。

また今回の記事では制作費用について記しましたが、サイトを運用するにはWEBサーバーとドメインが必要になります。完全にご新規でサイトを立ち上げる場合にはこのあたりの費用や契約についてもアドバイスやサポートをしてくれる業者を選ぶ必要があるでしょう。

設計の段階から業者とよく相談の上で不要なコストは削り、必要なところにコストをかけて納得のいくサイトを手に入れていただければと思います。

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